侘び寂び?

周りでは機械音が鳴り響く中

歯科衛生士が、ものすごい勢いで話し始めた。

どうやら先生が来るまで時間がかかるので

歯茎のチェックをしたいらしい。

 

「お痛みはありませんでしたか?」

機械音も、慌ただしい空気もふっと一瞬掻き消えるようなこの言葉の響き。

なんか、その響きだけが侘び寂び?

 

お痛みって、、なんか高貴な感じがする。

歯学部のコミュニケーション教育に参加してからも、前からずっと思ってた。

 

現実、この歯科医院で聞いても

やっぱり私には不思議な違和感があった。