2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

桜。

「残念ながらもう咲いてしまった」 とか、「まだ咲かないの」「いまいちだなあ」とか。 毎年桜が咲く頃は、そんな気持ちが現れる。 今年は特に春がやって来るのが早くて。 「早すぎるよー」やら「もうちょっと待ってよー」「まだ咲いててちょうだいー」と。 …

これから。

岡山大学医学部教務の山本さんが移動される。 その事実を知った時、ショックだった。 岡山SP研究会の理解者がおられなくなる。 SPを本当に大切にして下さった方だ。 残念だ。 これからどうなるんだろう。 そんな気持ちで、改めて山本さんのメールを読み直し…

卒業式。

20年前、母が突然倒れて救急に運ばれた時 「潔く逝くよ」と、姉に話したらしい。 そして、本当にその3日後母は潔く逝った。 川崎医科大学で、母が亡くなったその場所に 思いがけず訪れた翌日だった。 仲間の卒業式を迎えた。 岡山SP研究会を去って行く人…

過去から未来へ。

川崎医科大学と新しい試みが始まる。 岡山SP研究会の顧問になってくださったばかりの庵谷先生と教務課の方たちとの話し合いがあった。その時ふと、5、6年前に模擬病院のような立派な施設を見学したことを思い出した。 その話を出すと、見学させてくれるこ…

ため息つきながら。

この間まで使ってたマフラーが もうすでに必要なくなった。 コートも、もこもこのセーターも。 毎年衣替えの時期を迎えて思う。 日本人はなんて順応性の高い民族だろうかと。 季節に応じて変化できるのだ。 あんなに気に入っていたグリーンのコートも もう過…

岡山大学と岡山SP研究会の懇談会。

なんと漠然とした、でもどこかあったかい名称。 一体どんな場になるのか。 と思っていたら、医学部からは4名の先生方が参加された。 「和気あいあいと話せたら」の促しはともかく。 学務課の石田さん、山本さん、物部さんに何よりお礼が伝えたかった。 懇談…

事実と感情。

嫌な思い出がある場所に6、7年ぶりだろうか訪れた。 覚えてる場所を見る度に、あの時のことを思い出す。 「ああ、ここにも来た来た」 「あの時と何も変わらない」 か細い声で、こころの中で何度もつぶやいた。 それで気がついた。 嫌な気持ちになっていな…

邂逅。

朝、いつものようにテレビではNHKのおはよう日本が流れていた。 「茶師の前田文男(まえだふみお)さん、、」 思わず画面を観た。 「えっ、お父ちゃんの名前」 確かに同じ名前が表示されていた。 父が亡くなってから40年近く 名前を聞くことも見ることもなか…

……解せぬ。

ザグザグで、トイレットペーパーを購入。 レジでのやり取り。 「aupayでお願いします」 「aupayですね。返品は出来ませんがよろしいですか?」 「、、はい」 こころの声「トイレットペーパーを返品ってか?」 ……。

ちょっといい話。

今年卒業するOCSIAのメンバー4人に手紙を書いた。 初めてのことだ。 会えない分、手紙を書きたくなった。 岩本さんは黄色、矢野さんはピンク、下山くんは黄緑、窪くんは水色。 彼らをイメージしながら、封筒の色を決めた。 岡山SP研究会から記念品は、毎年…

春が見える時。

桃の蕾の間引きをしていると 濃い色が見えた。 虫がついている枝もあると聞いていたので ハッとした。 いくつも見えた。 そして、気がついた。 桃の花の色だ。 思い込みが、一変した。 なんて春だろう。

SPであるということ。

家族の付き添いで川崎医大に来ている。 カッチーニのアブェマリアを聴きながら 昨年実習があった建物を窓越しに眺めている。 BGMがあるだけで、違う場所に見える。 人間の賛歌とも言う気配に満ちている。 選曲が選曲だけに。 数日前に、田坂広志と言う経営学…

王様の耳はロバの耳。

「この患者は嘘をついていると思う」 こころの声「はっ?だから何よ」 「面倒な患者で、よくいるパターンだな」 こころの声「、、、」 「眉間にシワをよせるとか、小学校の先生でジャケットを着るなんて、味があります」 こころの声「SPはプロなんだよ。いち…