2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧
つい思うことは、やっぱりSPのこと。 つらつらと今年最後のつぶやき。 SPは人間の本質に迫った働きだとしみじみ思う。 人間としてついぞやってしまうのは 受け入れてもらって当然だと思ってしまうこと。知らず知らずそう思っている。 そこがへばりついている…
「何が変わったんですか?」 最後のまとめでSPの感想を言う前、毎熊先生からマイクを渡される時に、つい聞いていた。 「介護大変だと思います。何かあったら遠慮なく相談してください」 ロールプレイの始まりに、そんな事を言われるのは全く初体験だった。 …
女子ばかり40人の学生の中で 「SPさんとのデモンストレーションをやってみたい人!」という吉田さんの問いかけに 誰も応じるはずがないと思っていた。 と、「はいっ」と1人が小さく手を挙げた。 そして続けてもう1人。 もう奇跡だ。 「7分計りますが、…
コロナ禍で、SP実習のキャンセルが相次ぐ中、中国学園大学栄養学部では新しい試みをされた。 場面の数は例年より半分に減らされたが 少しでも密を避けるよう最大限の努力をされていた。 安心してSPとして場に臨めた。 感謝を込めて、たくさんの拍手を送りた…
「コロナを持って帰らんように」 家族の見送りでこころがキュッとした。 久しぶりに大ぶりのキャリーバッグを持って動くのがまずは緊張で、だからキュッとした。 庭瀬駅のホームで小さくなっていると 駅員さんが出て来られる所に立っていて 「あっ、すみませ…
薬学部でのSP参加型実習。 ロールプレイが終わっての学生の感想。 「薬の話や猫の話やこんがらがってしまった」 SPのフィードバックは 「こんがらがったと言われたけれど、〇〇(患者名)は、私の話を一生懸命聞いて一生懸命考えてくれていると感じて嬉しかっ…
税務署にいる。 それだけで充分緊張していた。 担当のおじさんに尋ねた。 「マイナンバーカンド、あっ、マイナンバーカンド、、、必要ですか?」 「それはいいですよ。では書類をよんびします」 なんだかほっとした。
朝、腕時計を探しながら あっ、と気づいて セーターの上から左腕を触ると すでに腕時計をしていることがわかった。 (なんだ、、) それから外出して、時間を確認しようと セーターの袖をまくった。 左腕に腕時計はなかった。 (、、???)
今年最後の勉強会。 朝までスライドに向かっていた。 SP学を言葉にしていくことが嬉しくなっていた。 そして就実大学で、部屋に入ってくる仲間との温度差を感じた。 始まりは、それぞれの想いを出す場となった。 まずはこころに聴くスペースを作らなければい…
新しいことをする時は、失敗したらどうしようという怖さもある。不安もある。 それが怖さや不安よりも、まるで新しいことを楽しんでいるような、ワクワクするような、そんな現場があった。 中国学園大学だ。 SPと学生のロールプレイが、少しでも今までと同じ…
余命3ヶ月を本人に言わないで欲しいと家族に言われている。 看護学生が、その青山さんと出会う場面。 「気分はどうですか?」 「気分は悪くないよ。体調は悪いけどね」 「それは体調が悪いので、気分も悪いのでしょうか」 質問に答える度に、返される言葉が…
神戸大OSCEに、岡山からオンラインでSPが参加した。 なんということでしょう。 (劇的ビフォーアフターの音楽をこころに流して) 2部屋に各4名のSPがそれぞれにパソコンに向き合う。 神戸大の方では例年と同じように、OSCE会場の部屋に学生が入って来る。 そ…
「実際の患者さんに対して行っているような感覚で実施することができた。 患者の感想は実際に感じたことをありのまま表現してくださったので自分の援助が患者にどのような影響を与えるのか知ることができた」 SPとロールプレイをした看護学生の感想のひとつ…
外に出たら大きな夕陽が見えた。 そのあたたかいオレンジ色に照らされながら ふっと小さな痛みを感じた。 こころはぐっと抑えたつもりでも身体は素直に反応している。肝臓の辺りなんだろうか鈍い痛みがしばらく続いた。 学生たちの固まった表情は脳裏に焼き…
憧れの焼肉ライク!ついに!! 席は空いている。わくわくしながら店内に入った。 そして、店員さんの対応を待った。 しばらくして、奥にいた店員さんが私たちに気づいてくれた。 「黄色の線まで戻ってお待ちください!」 「えっ?」と思いつつも、身体は即座…
直腸癌手術の後、ストーマをつけた患者に 看護学生が会いにくる場面。 その学生は少し身体を揺らしながら目も定まらない。緊張から自分の中でリズムをとっているのだろうか。 患者の私も落ち着かない。そんな中で学生は言った。 「不安だと思います。私はま…
OSCEが終わって、反省会のある会場に向かっていると、どんどん学生に出会った。 マスクもしているし、そんなにわからんだろうと思いつつ、なるべく姑息にと思っていると。 「こんにちはー!」「お疲れ様でしたー!」 と、次から次へと学生が私に声をかけてく…
看護科の夜勤帯実習。 隣のナースステーションから聞こえてくるモニターの機械音まで本当に病室にいるようだ。スタンバイしている間に確かに少し本気で寝ていた。 最後、まとめでのフィードバックの時。 「パニックになってしまって、患者さんに寄り添う。そ…