2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

神戸大オンライン医療面接実習。

まずは先生と6人の学生たち、そしてSP3名全員が画面に集結した。 先生の簡単なオリエンテーションの後、SPからは 実習で大切にして欲しいことを伝えた。 先生の声かけで、1人の学生とSPが画面に残ってロールプレイが始まる。 7分のロールプレイが終わる…

川崎医科大学にて。

家族に付き添っての川崎医科大学。 そういえば、随分前からこの風景を見てきた。 患者本人だったり、患者家族だったり、SPだったり。 立場は違えど、気持ちは変わらないんだなあ。 ということは、いつも自分は自分なんだ。 ただ、気持ちの重さみたいなのが違…

SP参加による複数受け持ち患者の看護実践演習。

医療センターで今年度も実施された。 コロナ禍の中、いったん延期され 国家試験2週間前という、看護学科3年生にとっては厳しい時期での演習となった。 片麻痺の岡山さんのところに足浴をしに学生はやって来る。 その学生は道具を乗せたワゴンを左手で押し…

初心忘るべからず。

いつものように朝ドラおちょやんを観ていた。 今朝、オープニングの出演者の名前をゆっくりみることはなかったことに気づいた。 “渋谷天外”という名前をみた時にそう思った。 再びこの名前をテレビでみる日が来るなんて。今さら想いが込み上げてきた。 幼い…

にじいろカルテ。

~医者だって人間じゃん?~ そんなコピーがテレビの画面に映った。 そんなドラマが始まった。 ~医者の前に人であれ~ って言葉を ずいぶん前に「パッチ・アダムス」って映画で観たけれど。 令和の今はこんな表現になるんだね。 時が経とうとも 大事なもの…

川崎医科大学3年生臨床実習。庵谷先生。

1日目は、患者さんと一生懸命話をしましょう。 2日目午前は、Open questionを用いて。 午後は、患者さんの物語を聴く。 そのステップが用意されている。 1日目、いきなり「お子さんはおられますか?」の質問に「えっ?」と、驚いたものの 「4人もおるん…

想像するということ?

新しい歯医者でのこと。 「これでうがいをしてください」と、歯科衛生士さんから紙コップを、手渡された。 「グチュグチュとガラガラと両方してください」 「ん?」 想像はできる。いや、なんとか想像はした。 したものの、 「これがグチュグチュよな」 「こ…

小宮真生子。

先週、母を亡くし初七日も終えて、気づくと身体がだるくてたまらない。その小宮真生子をすると、必ず泣ける場面がある。 7人の学生とロールプレイをした昨日の川崎医科大学でもその場面があった。 母を先週亡くした話の後 「あっ、そう言えば先週便が黒かっ…

忘れられない。

川崎医科大学の3年生実習。 特に忘れられない学生がいる。 先週母を亡くした小宮という役。 「母が先週亡くなったので」 「お気持ちお察しします」 少し困った、それでも優しいまなざしが私を見てくれていた。 それから、身体がだるいとか、力が入らないと…

日日是吸収。

ほぼ日手帳に書いてあった、俳優國村隼の言葉。 もちろん、SPは俳優ではないのだけど この言葉はSPに繋がるなあと思った。 ~よく「役づくり」と言われますけど、ぼくは「役」は「つくる」もんじゃないと思っています。脚本から、キャラクターを、どれだけ、…

シジミが、今思わせてくれたこと。

大学の友人の猫、シジミが急に死んだことを Facebookで知った。 Facebookには反応もしていないし、メールも 当然電話もしていない。音信不通というやつだ。 でも、以前メッセンジャーでやり取りしたことを思い出して、探してみた。 ミー子、トラ、そしてフー…

愛しき実習。

「瀬田さん、こんにちは」 最初の呼びかけの時に、名前を呼んでくれたのは、その学生だけだった。 そんなシンプルなことが、ふっとこころをあったかくさせた。 目が前髪で隠れてよく見えないけど、なんとも優しいまなざしが私を見てくれていた。 でも、退院…

エネルギー補給。

近所の松の木にこんな風に点滴が施されていた。 木も、こうしてケアしてもらうんだなぁ。 当然、私たちもエネルギー補給してケアしてあげないとね。 ほーら、こんなに真っ直ぐに生き生き伸びている。 ケアされていることをちゃーんとわかって まるで喜んでい…

共感、その弊害。

大腸がんで手術を受け、ストーマをつけた関西という患者の役だった。 ある看護学生とのやり取り。 「不安があるということなので話を聞きに来ました」 「ストーマの色が赤くて不安だと聞きましたが」 関西「そうやね。怖いんよね」 「その赤色は正常な色、、…

生まれて初めて弱音を吐きます。

NHKの青年の主張という番組の再放送を観た。 23歳の青年の“生まれて初めて弱音を吐きます”という主張がこころを突いた。 相撲をやめた想いを言葉にする青年は小さく震えながら涙を流した。 「悩みを相談することはかっこ悪いこと、弱味を見せることだと勘…

試練があるということ。

今ひとつこころが近づけない看護学科の先生がいて。 表面的には笑って話せてはいるが、これが割と厄介で。 笑いつつも、こころの内は見せないぞが伝わってくるようで。 そんな出会いが、最後の5回目を迎えた。 雪が少し積もった朝、大学の水道管が凍ったの…

こころの声。

昨年、総社に広島風お好み焼きの店を見つけた。これがかなり美味しかった。 昨日2度目のお持ち帰りを電話注文して取りに行った。 店主もスタッフも感じが良い。 「ありがとうございましたー!」という声に見送られて外に出て、袋の中にサランラップに包まれ…

ふと思うこと。

「他人を理解するとは?」 「わかりえないという前提でわかろうとする。 そこに愛がある気がする」 ビールのCMだった。 妻夫木聡の質問に内田也哉子が答えていた。 おお~と思った。 「自分のこころで感じことをただ言葉に乗せただけ」 オリンピックに対する…

オンラインを使って。

昨年に引き続き龍谷大学栄養学科の SP医療面接実習がある。 今日オンラインでの打ち合わせがあった。 大学側の音が反響して、しばらく手直しをされていた。その間、龍谷大学の中村先生と黙って見つめ合う不思議な時間が流れた。 「あっ、猫ちゃんが」セッテ…

2021年

年を越す時か、新しい年の朝か忘れたけど 「2020年って、フレーフレーって読めるじゃん。そういう年だったんじゃないか」と、気づいた。 朝ドラも紅白歌合戦も“エール”一色だった。 まさに、フレー!フレー!だ。 随分前に、今同じ時代に共に生きている…