まずは一喜の方です。
トイレを借りると、トイレットペーパーホルダーの隙間に、紙くずの塊が詰められていた。
汚い感じはしないけど、このご時世、触ることには躊躇した。
トイレを出て、黙っておくこともありだけど
それこそこのご時世ゆえ、あの状態はダメだよなあ。
えい!と、店員さんに声をかけた。内容を話すと
「わざわざ教えて下さってありがとうございます!」と、頭を下げてくれた。
別の日に、違うコンビニでまたトイレを借りた。
すると、ドアの横にバッグがかかっていた。忘れ物だ!
用を済ませて外に出て、カウンターの方に向かおうとしたら、女性があっ!と声を出して振り返った。私も思わずあっ!と言って、ゲッツ!のポーズをその女性に向けた。
「買おうと思ったら、あっ、財布!カバンがないって気づきました」と、バッグを手に、私に話しかけてくれた。
その後レジに行くと、一部始終を見ていた店員のお兄さんが「さっきはありがとうございました」
と、言ってくれた。
なんともあったかい気持ちになった。
さて、一憂の方です。
LAWSONで、珈琲を買った。
私はなぜかセブンイレブンと勘違いしていて
「ホット珈琲のレギュラーを1つ」と、頼んだ。
コンビニによって表現が違うので、気をつかって言ったつもりだったから
「Sですね」と、返されて「いや、レギュラー」なんて、あえて返してしまった
すると再び「Sですね」と。えっと思った瞬間
あっ、LAWSONだと気づいて
「あっ、そうSサイズで」なんてくだらない繰り返し。
するとこれまた「はい、Sですね」と返された。
そこまでこだわる必要があるんかい!
今度はセブンイレブンでのこと。
「ホットのレギュラー1つ」と、ここはセブンと安心して頼むと
「こちらですね」と、手のひらを使ってカウンターの写真を示された。
それがキリマンジャロの写真だったので
「いや、普通の方で」と反応すると
無言で、再び手のひらをカウンターに向けられた。
気づくと、キリマンジャロとブレンドの写真が上下に並んだ写真で、指先はブレンドの方を指していた。
「あっ、失礼しました!」と、言ったものの
それは、どうなん?
まあ、憂うというより、思いっきり嫌な負の気分になったということで。