話すことを決めていますね。

寝る前に飲むクスリを退院しても飲み続けることに抵抗感がある。

という情報を与えられた栄養学科の学生は、その話から切り込みたい!というのが十二分に伝わってくる。

「何か嫌なことはありませんか?」

「嫌ってことはないけど、そうそうあのアミノなんとかってクスリを退院しても飲まんとあかんのよねえ」と話そうものなら「来ました!」と、言わんばかりに画面向こうの学生が話し出す。

「それはですね。そのクスリはとても大事なんです。苦くて嫌かもしれませんけど、、」

「いやいや、そんなに嫌って訳じゃあ」と、遮ってこちらが話そうものなら

「、、すみません。聞いてもらってもいいですか」

と、きたもんだ。

いやはや参りました。