見えない想いにこそ向き合う。

患者のことを思えばこそ、

そしてなんとか元気になってもらいたいと思えばこそで、その想いは看護学生たちから伝わってくる。充分過ぎるほど。

 

ある看護学生へのフィードバックで

「想いが先走っているようで、もう少し待って欲しかった」という内容を伝えた。

フィードバックを受けての感想は

「実習に出ても患者さんへの想いが先走っていると思っていました。改善出来ていなかったことに気づきました。これからは改善していきたいと思います」

私は追いかけるように返した。

「改善しなくていいよ。患者を思えばこそ何かしてあげたいと先走ってしまうのがあなたなんだから。

改善しちゃだめだよ。あなたじゃなくなってしまう。患者を思えばこそ、つい先走ってしまう自分に気づけたらそれでいいよ。これからだって、また、あっそんな自分がいるって気づけばいいよ」

 

話し方や説明の仕方や、表情や動きは二の次だと思う。

看護学生たちから伝わってくる想いを

SPは何より感じていたい。