OSCE前の医療面接実習。
学生達は気づいている。
「聞かないといけない項目ばかり考えてしまった」
「項目だけでなく、患者さんの気持ちを第一にしないといけないのがわかった」
「型通りだと、患者さんに寄り添うことから離れていく」
「項目の消費だけはやめようと思った」
深くこころに残る面接も体験した。
私の物語を聴いてくれている。ずっとその安心感があった。
項目に命が宿っていた。
OSCEは通過しなければいけないけれど。
だからこそ項目は覚えなければいけないけれど。
通過した向こうにたくさんの命が待っていることを忘れないで欲しい。
どうか、命を持ってOSCEに向かって欲しい。