一喜一憂。

「コロナを持って帰らんように」

家族の見送りでこころがキュッとした。

久しぶりに大ぶりのキャリーバッグを持って動くのがまずは緊張で、だからキュッとした。

庭瀬駅のホームで小さくなっていると

駅員さんが出て来られる所に立っていて

「あっ、すみません」と、動くと

ICOCAカードの機械の前で

「すみません」と、駅員さんに移動を促された。動くとまた邪魔してる。

もう、あたふたしている。

電車に乗ると、キャリーバッグを持った人が複数いて、もうすでにホッとしている自分がいる。

駅構内のオープスペースで珈琲でも飲もうと席を探すと、いたる所で爆睡している人々が目に入る。

 

なんなんだろう。

人にどう思われるかで一喜一憂している私。

自分って、小さいよなあ。