準備は整った。

なんという1週間だっただろうか。

こころの上がり下がりはまさにジェットコースターなみだった。

 

24日、川崎学園模擬患者養成検討WGの第1回目が行われた。

大学を挙げての一大プロジェクトだ。

川崎医科大学でSPを始めて30数年。

この日を迎えたことは、やっぱり感慨深い。

 

川崎医療福祉大学の先生方もおられた。

SPがなんなのかは、本当はよくわかっておられないだろう。

その中で、

すでにSP参加型実習をして下さっている山内先生の言葉はこころ強い。

そして、何よりこのWGメンバーの中心となる

庵谷先生の中心が定まっているのが伝わってくる。

そして、教務課のいつもの面々。ほっとする。

 

「SPが参加する実習では、人間讃歌を大事にしたいんです。医療者である前に自分を謳歌して欲しい。その縁となるSPを育てたいんです」

なんて、語ってしまっていた。

場に温度差があっても、語りたくなっていた。

 

私たちのSPに対する想いが定まりだしたからこそ

力強い縁が広がってきたのだと思う。

次の時代を担うSPを育てる準備が整ったのだ。