医療センターの看護学校でのSP参加型演習にて。
ロールプレイをした本田さんという学生さんが
フィードバックの最後に泣きながら話してくれた。
「患者さんが中心ではなかった。患者さんを想っているようで、、鼻かんでいいですか(鼻をかんで)
自分を主体に、喜んでもらいたい。話が進めばいいなと思っていました」
最後のまとめで、学生の感想として彼女は当てられた。
「(いきなり泣き始める)、、鼻かんでいいですか?(鼻をかんで)患者さんを明るく元気づけることばかり考えて、聴くことを忘れていました」
涙は伝播していく。私ももう我慢せず場に委ねた。
担当の金子先生も泣いている。
「みんなのキラキラした時間でした」
鳩野副校長が、涙を浮かべて私たちに言ってくださった。
「こころ動くことこそ本当の学びです。SPさんにしかできません」