13年になる。
今年度で最後になった。
ファシリテーターが育ったと言われたけれど
本当にそうなんだろうか。
でも、最後の演習には、もうそれは言わない。
それよりも、いろんな思い出に込み上げてくるものを抑えることにエネルギーを注いだ。
小児歯科のわたなべ先生が初めて見学に来られていた。
ファシリテーターから、最後に感想を求められると、マスクを外して話される。
「私はこういった教育を受けていない世代です。なのでただ感想しか言えませんが。テクニックだけではない、その奥にある人格や患者に寄り添おうとしている気持ちに向けてSPさんはフィードバックされていると思いました。それこそが大事なんだと思います」
泣けたよ。
何よりものはなむけの言葉となった。