あたたかく優しい時間。

夜中に大きな音に目が覚めた。

何かの機械音?何か壊れた?

しばらく耳をそばだててみた。

、、虫の音だ、、すごい勢いで鳴いている。

種類も超えて今生きている全種類の虫がいっせいに鳴いているくらいの壮大な虫の音だった。

いっせいに鳴くことで、生きてるぞー!って謳歌しているかのように。

 

オシア定例会に参加するメンバーで昨夜オンライン打ち合わせをした。

オンラインでも集えたことが嬉しくて、それでもどこかぎこちなくて、どこに視線を向けるかもよくわからないまま、誰が話すのか?そうやって誰も声を出さないで、見つめ合ってる時間が何度もあった。

私たちはそれぞれの気持ちを慮りながら映像を通して存在している。

そうやって生きてることを味わっている。

それがなんともあたたかく優しい。

胃の調子がもひとつだったのに、思わず飲みたくなるような。

そんな時間だった。