マンゴーシュークリームを切り分けていると
青色のビニールらしき破片が出てきた。
お店の人に見せると、ものすごく丁寧に謝られて
「責任者を呼んできます」と言われた。
30代半ばだろうその責任者も、丁寧に謝られる。
「そのビニールをお口にされませんでしたか?大丈夫でしょうか」
恐れからか少し震えている感じも伝わってきた。
なんて、人間的なんだろう。
その人そのものも感じられて。
言葉から、気配から、誠実さが溢れていた。
改めて作り直してもらったマンゴーシュークリーム。
気持ちがこもっている。
そう見えた。
何かが起こってしまうことよりも、その後の対応が、どれほど大事なのか。
その責任者から教えてもらった気がする。
反対にありがとうって言いたくなる出来事だった。