聴くということ。

薬の副作用のトラウマがあって薬が飲めないという東野。

「どんな副作用だったんですか?」

聴いてもらえた。

「なんからくになった。言えてよかった」と伝えると

「聴けて良かったです」

「医師に相談してもいいですか?」

と、たずねられて「はい」と応えた。

その学生は東野の話を聴いたことで、医師に繋げようと自然に思ったのだろう。

SPのフィードバック。

「東野は救われました」

 

ただ聴いてもらえるということかどれほどの事なのだろうか。

 

実習の最後に毎熊先生がこう結ばれた。

「東野さんが救われましたとフィードバックされているのを聞きました。東野さんの味方になっている学生を多く見ました」

 

聴くことを体験して欲しい。

強くそう思う。