新しいことをする時は、失敗したらどうしようという怖さもある。不安もある。
それが怖さや不安よりも、まるで新しいことを楽しんでいるような、ワクワクするような、そんな現場があった。
中国学園大学だ。
SPと学生のロールプレイが、少しでも今までと同じようにできるように、その上でどうしたら少しでも密を避けることができるのか。
どれだけ考えられたのだろうか、どれほどの知恵を出されたのだろうか。
本当に苦労されたからこそだろうか、これだけやっているというような重さがない。
嬉しくなった。
この時だからこそ、味わえる喜びもあることを感じた。
そしてこの時だからこそ、学校によって明らかに差が出ることも知った。