2020-01-01から1年間の記事一覧

看護学生たちの気づきの数々。きらきらしてる。

真剣に目の前の人と向き合っていくことが大切なのかなと感じました。 こういう経験は次につなげるために大切だと思いました。 自然と自分の中でコミユニケーションのとり方に正解、間違いを作っていたのだということに気づいた。 変わらない事実と向き合った…

映像化できるところまで想像する

この間、スーパーで30代くらいの青年がスタッフに向かって何か強い口調で話していた。内容はよくわからないけど、スタッフの対応がどうも納得いかないようだった。 最初は1人だったのに、スタッフの数が2人、3人と増えていく。 と、「店長が外にいますので呼…

松下先生と聖マリアンナ医科大学の学生たち

ぐんぐん伝わってきた。 松下先生の気構え、想い、情熱、そして願い。 学生たちがそれにまっすぐに応えてくれていた。 松下先生がその素直さというか純粋さというか、彼らの本物というか。それらをどんどん引き出している。ぐんぐんぐんぐん伝わってくる。 …

謙虚なのだろうか。それとも空気を読んでいるのだろうか。

『SP学』勉強会の後、初めてのSPの集まりがあった。 PCC-OSCEの最後の練習ということもあって、恒例の一人ひと言は無しで直ぐに練習をしようと思ってはいた。私から話そうとは実は思っていなかったが、参加できなかったメンバーから誰も勉強会のことは聞かな…

『SP学』が持つ意味

5ヶ月ぶりに岡山SP研究会の勉強会を行った。 その勉強会の場が『SP学』として初めての発信となった。 スライドの内容は大きく変わらないけれど、スライドを改めて考えながら、何を語るかを考えながら 私の中でいつしか大きな決心のようなものが生まれていた…

「なすびの色は?」

ええ、やって差し上げましたよ。 一日半止まらないというしゃっくりを 止めて差しあげましたよ。 「SPとはどういう立場かい?」 表情一つ変えず何度も聞いてこられる 名誉院長という肩書きのあるその方の しゃっくりを。 「失礼ですが。なすびの色は何色です…

答えるべきなのか?

小児歯科に通院している。 今日は歯科衛生士にお口の掃除をしてもらった。 「はい、お口を開けてください」と、言われてなすがままになっていると、歯科衛生士はコロナの話を降ってきた。そして、雨が降らないこと、いきなり河合夫妻は何を考えているのか、…

迷惑かけてなんぼやないか、大体迷惑かけずに人は生きれんのやし。

日本人は特に迷惑かけてはいけないと育てられているから、迷惑かけている人にすごく敏感になる―。 テレビから“コロナ禍で、差別、、”という内容の中 そんな話が聞こえてきた。 確かにそうだなあ。 他人に迷惑かけることがものすごく大罪のように育った。 こ…

〇〇こ

うちの雄猫さんちゃんは、〇〇こをする前にしばらく大きな声で鳴く。 かなり鳴くので、痛みでもあるのかとも思ったが 何事もなく用を足し当たり前のように過ごす様子を毎回見て、習慣というか個性というのか。と、今は思っている。 でも、もしかしたら「僕こ…

竹内として感じたこと その2

「この病気に対してどう考えておられますか?」 いきなりの直球?! でも、その形式ばった質問には程遠い学生の柔らかさを感じた。 姿勢をきちんと正して座る彼女は質問をどんどん続けた。 「ご趣味はありますか?」 「猫の保護活動してるからね。猫のことみん…

竹内として感じたこと その1

「先生から聞いていると思うんですが、麻薬のことどう思われますか?」 いきなりの質問から始まった。 余命6ヶ月と宣告された竹内さんの情報の中に、痛みが激しいがまだ麻薬を拒んでいるとあったからだろう。 主人も癌だった。7年前麻薬で痛みを抑え出して…

相手じゃなくて自分だと気づけた時に。、

話していたら思わず見えてしまった。 「あっ、私だったんだ」 このコロナ禍の中、ひとは試されている。 つくづく思う。 それぞれの行動の温度差が当然あらわになってくる。 その中で当たり前のように比較が始まる。 「あの人はなんであんなに厳しいのか」 「…

やっぱりそうなんだ。そうなんだよね。

「ロールプレイをしたら、自分が知らない自分に本当に会えますか?」 看護学生にSPから伝えたいことを話した後、こんな質問があった。 「それは期待してくれてるという事ですよね」 学生「...。」 「何も思わないのと、そういう質問をしてくれるのとでは違う…

こころが世界を作りだしている

2年前、結婚の報告に親戚をまわった。 どの場でも、私たちに話を振ることなく 自分たちの趣味や、今何に力を入れているとか そんな話が続いて、ただひたすら聞くことに徹していた。 でも、そのおばさんは違った。私を見るなり 泣かんとするほど喜んでくれた…

お盆の風景

お墓参りに通る道。 その道の真ん中には元気な母とまだ若い姉と小学生の姪っ子と甥っ子たちがいて。 柴犬の子犬りゅうがいる。 この道をまっすぐに姪っ子と甥っ子たちがりゅうと一緒に走っていく。 笑い声も一緒に走っていく。 亡くなった人たちを偲ぶだけで…

桃の木の下でため息ついてる。

桃の収穫をしていて驚いたことがある。 同じ枝でも熟している桃とまだ青い桃がある。 枝の先の方が熟すのが早いということもない。 すべてが自由なのだ。 すごく大きく熟した桃に並んでまだ青い桃を見つける度に、私はハッとする。 お前すごいな。他に合わせ…

桃栗三年柿八年。桃農家に嫁いで三年目。

桃農家に嫁いだけれど 桃の作業にはできるならあまり携わりたくなかった。しんどいのは目に見えてわかる。 そして今年の夏、コロナ禍でSPの仕事がことごとくキャンセルとなり、桃の作業に携わるのがごく自然な流れとなった。 肉体労働も、まして炎天下の働き…

潔い

夢の中で問答をしていた。 朝、思い出した。 「潔いってどういうこと?」 「人にどう思われるかなんて関係なく動くこと」

これを共感というのですね。

久しぶりに膀胱炎? 泌尿器科で看護師さんの問診を受けた。 「最近仕事で特に身体を使って疲れているとか、精神的に激しくストレスがあったとかありませんでしたか?」 「桃農家なので今は忙しいです。肉体的に疲れています」 「ああ~そうですかあ。今は大変…

つぶやきは、こころの叫び

「SPでない者に言わないでください!」 その言葉が激しくひっかかった。 SPとSPでない者と区別できるのだろうか。 瞬時にして振り分けて話せというのだろうか。 しかも言わないでくれという内容はなんなんだろう。感じたことを言ってはいけないということか。 …

七夕の日に。

「こういう事がしたかったんです」 広島県厚生連尾道看護専門学校での2年生のOSCEが終わって、学生からそんな感想をもらった。 たまらない。 帰りのタクシーに乗ると、学生達が並んで手を振って見送ってくれた。 これまたたまらない。 久しぶりに出会えた感…

桃太郎線でのつぶやき

4ヶ月ぶりに桃太郎線に乗った。 長い座席に中途半端な距離が少しづつできている。 「そこをもう少しつめたらもう1人座れるのに」 確実についそう思ってしまう。 がしかし、今はまったくついも思わない。 離れとこうな。微妙でもいいからそれくらいの距離いる…

Post-CC OSCE

疲れた。こんなに疲れたのは久しぶりだ。 Post-CC OSCEも、大人数でのSPの仕事も久しぶりだったし、今は普通ではないという事態を目の当たりにしたというのもあるだろう。 が、しかし。中心が定まっていない場だったのではないか。 もちろん、感染予防に力が…

第一回総合診療学授業

岡山大学で総合診療の授業に参加した。 オンライン授業だったけど、光田さんとのロールプレイもあった。 全人的医療という言葉がふと浮かんできた。 ああなるほど全人的医療ってこういうことかと思った。そんな授業だった。 SPは、傾聴や共感や、そして患者…

賞賛

父は大正9年、母は昭和3年生まれだった。 父は憲兵として満州で戦争を体験している。 母の父親は軍人で、支那事変で戦死したという。 そんな両親に「天皇陛下万歳!」の精神や軍歌を教わって育った私は同年代の人々よりも少し違う感覚が備わっているかもし…

基礎訓練

3ヶ月ぶりに仲間が集まった。 それだけの時間を感じさせない普通に当たり前な感じだった。オンラインやメールでのやり取りもあったからかもしれない。 しかし疲れた。 これは久しぶりの疲れだった。 - 瞬間瞬間の感情的体験を、 刻々と受け入れる時にのみ …

思い出せたこと

OCSIAのオンライン交流会でロールプレイをした。 ロールプレイをした医学生の感想は「質問することをすっかり忘れてしまって。何を聞けばよかったっけと、何度も沈黙をつくってしまいました」 彼女は映像の向こうで立ち上がって、私にお腹の辺りを指しながら…

星占い

仲間に教えてもらった石井ゆかりの星占いがとても好きだ。メッセージ性が強くて毎回はっとする文章に出会う。 今週はっとした文章がこれだ。 「小さな頃に訓練されたのに大人になったら使わないもの」の最たるものが「比較による競争」です。 自分なんか大し…

虹の橋

虹の橋を渡るという表現があるけれど、虹の橋のたもとで待つという言葉を大好きな猫のブログで見つけた。その後こう続いた。 この世を去ったペットたちは、天国の手前の緑の草原に行く。食べ物も水も用意された暖かい場所で、老いや病気から回復した元気な体…

ツバメ

一昨年の夏、家の軒下にツバメが巣を作りヒナが孵った。 ヒナたちのエサを求める顔が可愛くてたまらなくて毎日見るのが楽しみだった。 そんなある日ヒナがカラスに襲われた。 それからぽかんと空いた巣が悲しかった。 どうにもならないくらい気落ちした。今…